「異能の素子」も完結し、少しほっとしていたところに、
掲載サイトの感想欄に、かなり厳しい意見をいただきました。
ひとことで言うと「つまらなかった」ということなのですが、
途中からつまらなくて読み流しながら最後までつまらなかったというご意見でした。
万人が面白い話というのは難しいですが、それにしても、
つまらない話を最後まで読み切るという根性はわたしにはありません。
掲載サイトの掲示板にお返事を書きましたが、
正直、( ・ω・)ショボボボボーーーン
って感じです。
かなりへこんでますが、おもしろいと言ってくださった方もたくさんいるので、それを励みにこれからも頑張ろうと思います。
とはいえ、回復まで、後少し掛かるかな。
今はガンガン18禁BLで憂さ晴らしってところです。
子ども世代の話も流れ的には一緒だし、「おもしろくなかった」と言われて、すぐに立ち直れるほど、メンタル強くないし、
でも、いずれ書きたくてたまらなくなるでしょうから、
ほんとに弱いのかどうかは( ・ω・)モニュ?ですね。
2008年10月29日
2008年10月13日
企画物Episode-Y・Z、UP
SP、いっきにY・Zをうpしました。
これはペアで読んだほうがわかりやすいので。
リズム感重視で、さくさく書くことを目標としてきたSPですが、
このY以降は、すこーし、書き込んでいます。
説明部分、多くなっているので、
どうかなぁと思いつつ、状況説明も必要なところもあって、
悩ましいところです。
そこは、実験的作品なので、
やりたいようにやります。
さて、ますますMAFUYUくんの淫乱ぶりが極まってきましたが、
この後、ようやくKOTORIくんが登場。
実はちょっと変わり者。天然っぽい感じが出せるといいのですが。
というわけで、ますますエッチなMAFUYUくんのあのシーン、楽しんでください。(そんなヒトいないか(;´∀`)・・・)
これはペアで読んだほうがわかりやすいので。
リズム感重視で、さくさく書くことを目標としてきたSPですが、
このY以降は、すこーし、書き込んでいます。
説明部分、多くなっているので、
どうかなぁと思いつつ、状況説明も必要なところもあって、
悩ましいところです。
そこは、実験的作品なので、
やりたいようにやります。
さて、ますますMAFUYUくんの淫乱ぶりが極まってきましたが、
この後、ようやくKOTORIくんが登場。
実はちょっと変わり者。天然っぽい感じが出せるといいのですが。
というわけで、ますますエッチなMAFUYUくんのあのシーン、楽しんでください。(そんなヒトいないか(;´∀`)・・・)
2008年10月08日
黄金の魔獣、終わり
※こちらの記事は18禁です!その上、BL系です! ご注意下さい※
短編というより、それだけの話ですが、「黄金の魔獣」終わりました。本編読んでないとさっぱりわからんでしょうね(;´Д`)
逆に本編読んでいる方には、 (;´Д`)ゲロゲロな話です。
まあ、アダンガルさまが男色っぽいなというところは、随所に出していますし、実際、導入部分は本編にもありますので、その詳細シーンということです。
アダンガルさまのもう一編「王の傷痕」は、アダンガルさま受の話です。これは自分的にすごく書きたかったもので、これまた本編読んでいる方には(# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴ターンな話です。
サイトでの掲載となる予定ですので、
「男×男(おとこどうし)」サイトに来てください。
更新情報はこちらにアップします。
http://www.ba-chi.com/otokoxotoko/index.html
短編というより、それだけの話ですが、「黄金の魔獣」終わりました。本編読んでないとさっぱりわからんでしょうね(;´Д`)
逆に本編読んでいる方には、 (;´Д`)ゲロゲロな話です。
まあ、アダンガルさまが男色っぽいなというところは、随所に出していますし、実際、導入部分は本編にもありますので、その詳細シーンということです。
アダンガルさまのもう一編「王の傷痕」は、アダンガルさま受の話です。これは自分的にすごく書きたかったもので、これまた本編読んでいる方には(# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴ターンな話です。
サイトでの掲載となる予定ですので、
「男×男(おとこどうし)」サイトに来てください。
更新情報はこちらにアップします。
http://www.ba-chi.com/otokoxotoko/index.html
2008年10月07日
「黄金の魔獣」vol.6
※こちらの記事は18禁です!その上、BL系です! ご注意下さい※
いとおしくてたまらなくなってアダンガルがぎゅっと抱き締め、口付けした。
繋がったまま、アートランの身体の向きを変えて、後ろから突きまくった。
「うああっ! あああっ!」
あまりの激しさと深さにアートランが背を逸らしてベッドの敷布を握り締めた。アダンガルの手がアートランの男根を握り、絞るように擦り上げた。袋から精がぐうっと噴きあがってくる。
「い、いくぅッ!」
アートランが我慢せずに解放に身を任せた。アダンガルの手の中に白濁した精を放った。
「俺より先に果てるとは」
許せんとアダンガルが精のついた手をアートランの口の中に入れた。舐め取れと耳元で囁いた。アートランがぞくっとして、尻の中のアダンガルのものを締め付けた。
「まだこんなものでは終わらんぞ」
アートランも自分の精を舐めながら、そのみだらな臭いと味に興奮して、ふたたび、男根が硬く立ち上がっていった。その様子を見て、アダンガルがうれしがり、また手で愛撫しながら、抉るように突いた。
「待って……しごかないでくれっ……」
すぐにまた出てしまいそうだった。
「だめだ、俺がいくまで我慢しろ」
ぐっと歯を噛んで、敷布を握って、こらえた。尻が壊れてしまいそうになるくらいの強い交接で、昂ぶりを迎えたアダンガルが、アートランに覆いかぶさり、男根を握り締めながら、ぎゅっと抱きすくめた。
「いく……ぞっ……!」
アダンガルからぐわっと噴出してきた精が尻の奥で広がり、その欲情の粒が身体中に散らばった。
「ああっ! はああっ!」
アートランも絶頂に達して精を散らしていた。
ずるっと抜けたアダンガルの男根から残りをすすっていると、アダンガルのものがまた欲情して張ってきた。アートランも身体中に散らばった欲情の粒がはじけて、ますます興奮していた。
「もっと、あなたの精がほしい」
アートランが甘えるような声を出した。アダンガルがうれしそうに頭を撫で、口の中に放とうと腰を動かした。熱い肉棒の先が喉の奥に当たって、はじめ、えずきそうになったが、喉の奥をゆるっとゆるめて、信じがたいほど喉奥まで受け入れた。
「全部受け止めろ」
頭を押さえつけ、ぐうっと押し込んで、うっとうなった。喉の奥にねっとりとした液が溢れ、張り付いた。
ごくっと喉を鳴らして、飲み込んだのを感じて、口から男根を離した。
「ああっ……」
アートランがまだ精の粘りが残る口を開き、みだらに崩れた顔をアダンガルに見せた。
「なんて、みだらな……魔獣だ」
その顔を見ているだけで、みたび、下部に血が集まり、高まっていく。ベッドに仰向けに押し倒し、目一杯股を広げて、もうぐっしょりと濡れている尻の穴に突き刺した。
敏感なところだけでなく、尻の中がどこも感じるようになって、アートランがあえいだ。
「ああぁ、ああはあああっ、いいっ、ようぅっ」
「そうか、そんなにいいか」
激しく突きまくるたびにアートランがあえぎ、ビクビクッと痙攣した。アダンガルもみだらな獣になってアートランの身体をむさぼった。
ふたりの交接は、夜が明けるまで、何度も繰り返されていった。
(END)
いとおしくてたまらなくなってアダンガルがぎゅっと抱き締め、口付けした。
繋がったまま、アートランの身体の向きを変えて、後ろから突きまくった。
「うああっ! あああっ!」
あまりの激しさと深さにアートランが背を逸らしてベッドの敷布を握り締めた。アダンガルの手がアートランの男根を握り、絞るように擦り上げた。袋から精がぐうっと噴きあがってくる。
「い、いくぅッ!」
アートランが我慢せずに解放に身を任せた。アダンガルの手の中に白濁した精を放った。
「俺より先に果てるとは」
許せんとアダンガルが精のついた手をアートランの口の中に入れた。舐め取れと耳元で囁いた。アートランがぞくっとして、尻の中のアダンガルのものを締め付けた。
「まだこんなものでは終わらんぞ」
アートランも自分の精を舐めながら、そのみだらな臭いと味に興奮して、ふたたび、男根が硬く立ち上がっていった。その様子を見て、アダンガルがうれしがり、また手で愛撫しながら、抉るように突いた。
「待って……しごかないでくれっ……」
すぐにまた出てしまいそうだった。
「だめだ、俺がいくまで我慢しろ」
ぐっと歯を噛んで、敷布を握って、こらえた。尻が壊れてしまいそうになるくらいの強い交接で、昂ぶりを迎えたアダンガルが、アートランに覆いかぶさり、男根を握り締めながら、ぎゅっと抱きすくめた。
「いく……ぞっ……!」
アダンガルからぐわっと噴出してきた精が尻の奥で広がり、その欲情の粒が身体中に散らばった。
「ああっ! はああっ!」
アートランも絶頂に達して精を散らしていた。
ずるっと抜けたアダンガルの男根から残りをすすっていると、アダンガルのものがまた欲情して張ってきた。アートランも身体中に散らばった欲情の粒がはじけて、ますます興奮していた。
「もっと、あなたの精がほしい」
アートランが甘えるような声を出した。アダンガルがうれしそうに頭を撫で、口の中に放とうと腰を動かした。熱い肉棒の先が喉の奥に当たって、はじめ、えずきそうになったが、喉の奥をゆるっとゆるめて、信じがたいほど喉奥まで受け入れた。
「全部受け止めろ」
頭を押さえつけ、ぐうっと押し込んで、うっとうなった。喉の奥にねっとりとした液が溢れ、張り付いた。
ごくっと喉を鳴らして、飲み込んだのを感じて、口から男根を離した。
「ああっ……」
アートランがまだ精の粘りが残る口を開き、みだらに崩れた顔をアダンガルに見せた。
「なんて、みだらな……魔獣だ」
その顔を見ているだけで、みたび、下部に血が集まり、高まっていく。ベッドに仰向けに押し倒し、目一杯股を広げて、もうぐっしょりと濡れている尻の穴に突き刺した。
敏感なところだけでなく、尻の中がどこも感じるようになって、アートランがあえいだ。
「ああぁ、ああはあああっ、いいっ、ようぅっ」
「そうか、そんなにいいか」
激しく突きまくるたびにアートランがあえぎ、ビクビクッと痙攣した。アダンガルもみだらな獣になってアートランの身体をむさぼった。
ふたりの交接は、夜が明けるまで、何度も繰り返されていった。
(END)
2008年10月06日
「黄金の魔獣」vol.5
※こちらの記事は18禁です!その上、BL系です! ご注意下さい※
息を荒げたアダンガルがアートランの揺れる尻を片方の手で掴み、割れ目に滑らせて、指を二本ねじ込んだ。
「それじゃなくて、こっちがいい……」
アートランが男根から口をはずして、手でこすり上げながら、上目遣いで見上げた。アダンガルが不敵な笑いを口元に浮かべた。
「こっちって、どれだ」
アートランが舌を出して、ぬめぬめと照り光っている柱の裏を舐め上げた。
「あなたの……この……肉棒……俺の尻に……ほしい……」
アダンガルはアートランを仰向けにして、腰を高く上げさせて、股間に身体を入れた。
狭く窄まったところに亀頭を押し付け、ぐいっと押し込んだ。
「はあっ!」
口を開けて、息を吐き、アダンガルの男根をすっぽりと根元まで受け入れた。身体がつながった瞬間、アートランの心と身体にアダンガルから激浪のような想いが流れ込んできた。
……アートラン、俺のものだ! 俺のものだ!……
……アダンガル様……そんなに俺のこと……
「…アダンガル様…激し…いっ…」
熱い肉棒を激しくねじ込むように押し込み、中の肉壁を引っ張り出すように引き出し、繰り返した。
粗末で狭いベッドがギシギシッときしむ。
肉を叩く音に混じって濡れた音が淫猥に響く中、アートランは、セレンのことを想っていた。
この間帰ったときも、カサンと仲良くしている様子に『やきもち』焼きながらも、心を読むことはできなかった。きっと自分のことなど、もう……。
……俺だってあなたのこと好きだけど、セレンへの気持ちとは違うんだよなぁ……。
身体が熱く荒っぽくなればなるほど、心はセレンへの想いにせつなくなる。アダンガルが自分にそれと同じ気持ちを求めている。だが、身体はいくらでも与えてやれるが、セレンへの想いとは替えがたかった。
そんな気持ちとは別に、次第に身体がアダンガルとのみだらな行為に夢中になっていく。
アダンガルがアートランを上に乗せて、突き上げ、アートランも我を忘れたように頭を振り、身体を上下させた。
「いいっ! 奥、いいっ!」
飲み込んだ肉棒が灼熱の鉄棒のように硬く熱く、尻の中を抉っている。それが尻の中の敏感な部分をガツガツと刺激して、アートランの男根の先から透き通った先走りを押し出していた。
「いいのか、アートラン」
こくこくっとうなずいて、涙で潤んだ目でアダンガルを見た。
「アートラン、おまえが……こんな顔するなんで」
(続く)
息を荒げたアダンガルがアートランの揺れる尻を片方の手で掴み、割れ目に滑らせて、指を二本ねじ込んだ。
「それじゃなくて、こっちがいい……」
アートランが男根から口をはずして、手でこすり上げながら、上目遣いで見上げた。アダンガルが不敵な笑いを口元に浮かべた。
「こっちって、どれだ」
アートランが舌を出して、ぬめぬめと照り光っている柱の裏を舐め上げた。
「あなたの……この……肉棒……俺の尻に……ほしい……」
アダンガルはアートランを仰向けにして、腰を高く上げさせて、股間に身体を入れた。
狭く窄まったところに亀頭を押し付け、ぐいっと押し込んだ。
「はあっ!」
口を開けて、息を吐き、アダンガルの男根をすっぽりと根元まで受け入れた。身体がつながった瞬間、アートランの心と身体にアダンガルから激浪のような想いが流れ込んできた。
……アートラン、俺のものだ! 俺のものだ!……
……アダンガル様……そんなに俺のこと……
「…アダンガル様…激し…いっ…」
熱い肉棒を激しくねじ込むように押し込み、中の肉壁を引っ張り出すように引き出し、繰り返した。
粗末で狭いベッドがギシギシッときしむ。
肉を叩く音に混じって濡れた音が淫猥に響く中、アートランは、セレンのことを想っていた。
この間帰ったときも、カサンと仲良くしている様子に『やきもち』焼きながらも、心を読むことはできなかった。きっと自分のことなど、もう……。
……俺だってあなたのこと好きだけど、セレンへの気持ちとは違うんだよなぁ……。
身体が熱く荒っぽくなればなるほど、心はセレンへの想いにせつなくなる。アダンガルが自分にそれと同じ気持ちを求めている。だが、身体はいくらでも与えてやれるが、セレンへの想いとは替えがたかった。
そんな気持ちとは別に、次第に身体がアダンガルとのみだらな行為に夢中になっていく。
アダンガルがアートランを上に乗せて、突き上げ、アートランも我を忘れたように頭を振り、身体を上下させた。
「いいっ! 奥、いいっ!」
飲み込んだ肉棒が灼熱の鉄棒のように硬く熱く、尻の中を抉っている。それが尻の中の敏感な部分をガツガツと刺激して、アートランの男根の先から透き通った先走りを押し出していた。
「いいのか、アートラン」
こくこくっとうなずいて、涙で潤んだ目でアダンガルを見た。
「アートラン、おまえが……こんな顔するなんで」
(続く)
2008年10月04日
「黄金の魔獣」vol.4
※こちらの記事は18禁です!その上、BL系です! ご注意下さい※
……接吻では……欲情しないか……
自分のほうはとっくに硬く立ち上がり、腹を打たんばかりに反り返っている。悔しくて少し乱暴に扱き出した。
「いつっ……!」
アートランが少し腰を引いた。
「痛いわけはなかろう」
アダンガルが下穿きを降ろし、大きく股を広げさせて、まだ子どもの男根を口に含んだ。
「うっ……」
アートランが背中を逸らし、顔を赤らめた。
アダンガルに抱かれるのは初めてだった。まだアートランが六つか七つくらいのころに、戯れのように口付けしたことはあったが、アダンガルは、アートランがわざとらしく誘ってきても触れようとしなかった。どんなに惹かれていてもまだ子どものアートランを抱くような恥知らずではなかった。だが、セレンとの結びつきを知り、そして、『決断』のときが来たことで、アートランへの想いにけじめをつけようとしているのだ。
いとおしげにアートランの男根をねぶるアダンガルの愛撫が、アートランの情欲を刺激した。欲情して、血が下半身に集まっていく。男根がどくっどくっと脈打ってきた。
「俺の愛撫……で……感じている……アートラン……」
濡れた音を立てながら含み、舐め上げ、まだ小さな袋をさすり、袋からすすっとさらに奥に手を伸ばした。
「あっ、ああ……そんなのしなくて……いいのに……」
ほぐすこともなく、熱く太い肉棒をそのまま突き刺されたとしても、痛みに強い魔導師のアートランは受け入れられる。だが、アダンガルは、そうせずに、指で入り口を何度も撫で、ツプッと差し込んだ。
「あっ……」
ゆっくりと出入りを繰り返し、ほぐしていた。ベッドの上に座り、アートランを抱き起こし、頭を押さえつけて、股間にそそり立っている男根に顔を近づけた。
「準備をしろ」
舌を出して、しっかりと張っている亀頭の部分を舐め始めた。アダンガルの唇から熱い吐息が漏れる。
「はあっ……ああっ」
アートランが口を大きく開けて含み、舌を絡ませ、口を窄めて激しく吸い上げた。喉の奥深くまで吸い込んでいく。手も使って濃密に愛撫する。
……俺、すごく感じてきた……
含んでいるアダンガルの男根から漏れている先走りが口の中いっぱいに広がってきて、アートランがその発情した獣のような臭いと味にくらくらとしてきた。アートランの腰が揺れてきた。
「欲しいのか」
(続く)
……接吻では……欲情しないか……
自分のほうはとっくに硬く立ち上がり、腹を打たんばかりに反り返っている。悔しくて少し乱暴に扱き出した。
「いつっ……!」
アートランが少し腰を引いた。
「痛いわけはなかろう」
アダンガルが下穿きを降ろし、大きく股を広げさせて、まだ子どもの男根を口に含んだ。
「うっ……」
アートランが背中を逸らし、顔を赤らめた。
アダンガルに抱かれるのは初めてだった。まだアートランが六つか七つくらいのころに、戯れのように口付けしたことはあったが、アダンガルは、アートランがわざとらしく誘ってきても触れようとしなかった。どんなに惹かれていてもまだ子どものアートランを抱くような恥知らずではなかった。だが、セレンとの結びつきを知り、そして、『決断』のときが来たことで、アートランへの想いにけじめをつけようとしているのだ。
いとおしげにアートランの男根をねぶるアダンガルの愛撫が、アートランの情欲を刺激した。欲情して、血が下半身に集まっていく。男根がどくっどくっと脈打ってきた。
「俺の愛撫……で……感じている……アートラン……」
濡れた音を立てながら含み、舐め上げ、まだ小さな袋をさすり、袋からすすっとさらに奥に手を伸ばした。
「あっ、ああ……そんなのしなくて……いいのに……」
ほぐすこともなく、熱く太い肉棒をそのまま突き刺されたとしても、痛みに強い魔導師のアートランは受け入れられる。だが、アダンガルは、そうせずに、指で入り口を何度も撫で、ツプッと差し込んだ。
「あっ……」
ゆっくりと出入りを繰り返し、ほぐしていた。ベッドの上に座り、アートランを抱き起こし、頭を押さえつけて、股間にそそり立っている男根に顔を近づけた。
「準備をしろ」
舌を出して、しっかりと張っている亀頭の部分を舐め始めた。アダンガルの唇から熱い吐息が漏れる。
「はあっ……ああっ」
アートランが口を大きく開けて含み、舌を絡ませ、口を窄めて激しく吸い上げた。喉の奥深くまで吸い込んでいく。手も使って濃密に愛撫する。
……俺、すごく感じてきた……
含んでいるアダンガルの男根から漏れている先走りが口の中いっぱいに広がってきて、アートランがその発情した獣のような臭いと味にくらくらとしてきた。アートランの腰が揺れてきた。
「欲しいのか」
(続く)
2008年10月02日
「黄金の魔獣」vol.3
※こちらの記事は18禁です!その上、BL系です! ご注意下さい※
翌朝、王宮の池に浮かんでいる将軍が見つかり、泥酔しての事故と発表されたが、そのとき六つになっていたアートランから真相を聞かされた。ヨン・ヴィセンがアダンガルの醜聞を流されたくなかったら、自殺しろと脅したのだ。将軍は、アダンガルを守るために自ら命を絶った。
子どものころから、ヨン・ヴィセンには、大切なものを壊されたり、焼かれたりしていたが、ここまでするとはと恐ろしさと憎しみが増していった。同時に自分に関わると痛ましいことになるとわかり、それからは部下や気に入りがいても、あまり親しくしないようにした。周りもそれとなく敬遠するようになり、孤独になっていった。ただひとり、アートランだけは、赤ん坊のころからかわいがっていたこともあって、少しも変わらずに慣れ寄ってきてくれた。アートランはこれみよがしにアダンガルと仲良いさまを見せ付けたが、ヨン・ヴィセンもどうにかしてやりたいと思っていても、さすがに魔導師には手を出せるはずもなかった。
アダンガルは、この生意気な『小僧』にずっと魅かれていた。今でも、そしてこれからも。たとえアートランの気持ちが別のものにあったとしても。アートランが男だからというだけではない。替えがたい大切な存在だからだった。だが、あくまでも、アートランとは疎まれたもの同士の結びつきだ。アートランにとって、自分は同士、あるいは主従関係なのだ。それ以上の結びつきはないことはわかっていた。
どうせ本気で拒まれたら何もできはしない。拒まない限り、このひとときの間だけは俺のものだ……。
ベッドに押し倒して、強引に唇を割り、舌を入れると、アートランはすぐに絡ませてきた。濡れた音がするほどに吸い合い、絡ませる。開けた唇の縁から唾液が滴り落ちて、顎を伝う。
「うう……んん……」
アートランがアダンガルの唾液を飲み込んだ。アダンガルの大きな手のひらがアートランの下穿きの中に入り込んで、まだ柔らかいままのものをぐっと握った。
(続く)
翌朝、王宮の池に浮かんでいる将軍が見つかり、泥酔しての事故と発表されたが、そのとき六つになっていたアートランから真相を聞かされた。ヨン・ヴィセンがアダンガルの醜聞を流されたくなかったら、自殺しろと脅したのだ。将軍は、アダンガルを守るために自ら命を絶った。
子どものころから、ヨン・ヴィセンには、大切なものを壊されたり、焼かれたりしていたが、ここまでするとはと恐ろしさと憎しみが増していった。同時に自分に関わると痛ましいことになるとわかり、それからは部下や気に入りがいても、あまり親しくしないようにした。周りもそれとなく敬遠するようになり、孤独になっていった。ただひとり、アートランだけは、赤ん坊のころからかわいがっていたこともあって、少しも変わらずに慣れ寄ってきてくれた。アートランはこれみよがしにアダンガルと仲良いさまを見せ付けたが、ヨン・ヴィセンもどうにかしてやりたいと思っていても、さすがに魔導師には手を出せるはずもなかった。
アダンガルは、この生意気な『小僧』にずっと魅かれていた。今でも、そしてこれからも。たとえアートランの気持ちが別のものにあったとしても。アートランが男だからというだけではない。替えがたい大切な存在だからだった。だが、あくまでも、アートランとは疎まれたもの同士の結びつきだ。アートランにとって、自分は同士、あるいは主従関係なのだ。それ以上の結びつきはないことはわかっていた。
どうせ本気で拒まれたら何もできはしない。拒まない限り、このひとときの間だけは俺のものだ……。
ベッドに押し倒して、強引に唇を割り、舌を入れると、アートランはすぐに絡ませてきた。濡れた音がするほどに吸い合い、絡ませる。開けた唇の縁から唾液が滴り落ちて、顎を伝う。
「うう……んん……」
アートランがアダンガルの唾液を飲み込んだ。アダンガルの大きな手のひらがアートランの下穿きの中に入り込んで、まだ柔らかいままのものをぐっと握った。
(続く)